最終稿入稿(4/12)
52㎐の最終稿を入稿した。
とりあえずものすごい虚脱感である。2年ぐらいかけてずっと書き換えてきたものがとうとう2度と書き換えられない姿に落ち着いたわけで、手を離れたと言うこともできる。もう目を皿のようにしてチェックしなくていい、書き換えなくていいということで入稿したらほっと一息つけるのかなと想像していたが、「どこか間違っているかも」「些細なミスで構成が破綻しているかも」という恐怖はついぞ消えることがない。おそろしい。今も最終稿を見直したいという欲求と抗いながらこの文章を書いている。なぜ見返さないかというと、見返して仮にミスを発見したとしてもどうしようもないから。
僕にできることと言えば、祈ることと、これがどこかの誰かの手に届く瞬間を待つことのみである。多分ここまでナーバスになるのはちょっとおかしいのだろうが、緊張している。